2020年に飲食店でも「HACCP」が義務化されるとニュースで見た人も多いのではないでしょうか。
約15年ぶりになる食品衛生法の改正で、HACCPに沿った衛生管理といわれても具体的にどんなことをすればいいのか?そもそもHACCPとはなにかわからない人も多いと思います。
今回はそんなHACCPについて紹介します。
◯HACCPとは
1970年代にアメリカでスタートしたHACCPは食品の衛生管理手順をわかりやすく見える化したものです。
もともとアポロ計画のなかで宇宙食の安全を確保するために発案されたものでもあり、その後世界に広まっていきました。
日本でも海外との食品取引をするときに国際基準の衛生管理が求められるようになりました。
2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることによって、日本の徹底した衛生法を示すためにも義務化を目標としています。
HACCPはフードチェーンを構成するための製造・加工・調理・販売のすべてに該当します。
小規模の飲食店ではこの方法を用いた管理法が負担になってしまうことも考えられるので「基準A」と「基準B」に分けて考えられています。
HACCPが義務化されれば7原則12手順と呼ばれているガイドラインに沿って食品の仕入れをしたり、提供するまでを監視管理しなくてはいけなくなります。
HACCPについて正しい知識を身に付けるようにしていきましょう。
➡ 厚生労働省「HACCP」
➡ リーフレット案内ページ